株主優待をもらうだけでなく、投資の効率にも注目してみましょう。
その際に見るのが、「株主優待+配当」の合計利回りです。
合計利回りが高ければ高いほど、お得に優待と配当がもらえています。
また、合計利回りが高い銘柄には3つのメリットがあります。合計利回りの計算方法と併せて説明していきます。
配当とは?
配当とは、企業が出した利益の一部を年に1~2回 お金で還元してもらうことです。
一方 株主優待は、商品券や食事券などの品物をもらうことですね。
合計利回りが高いと銘柄には、どんなメリットがあるか下記にまとめました。
やはり1番のメリットは、投資の効率がよいので元が取りやすいことです。
人気優待で高配当とくれば、買いたい人が多くなるので株価の大幅な下落を避けられます。
そんな銘柄であれば、安心して長期保有もできます。
優待銘柄は 合計利回りが10%前後の銘柄 も少なくありません。
一方、日経平均の平均配当利回りは2.10%です。
一般的に、高配当と言われる銘柄は3%以上が目安とされていますので、優待銘柄のお得度がよく分かります。
(日経新聞社の国内の株式指標 / 2022年11月データ)
株主優待と配当を合わせた合計利回りの計算方法です。
合計利回り(%) = (株主優待・サービスの換算額 + 配当金) ÷ 投資金額 × 100
ビックカメラ(3048)を例にあげて計算してみますね。
例)ビックカメラ(3048) を100株(112,000円)保有していた場合
(2022.11.16 時点)
買物優待券・・・ 2,000円(2月) + 1,000円(8月) = 3,000円
年間配当金・・・1株あたり 15円(半期末5円+期末10円) × 100株 = 1,500円
(2022年8月期決算の金額)
(3,000円 + 1,500円) ÷ 112,000円 ×100 = 4.01%
つまり、ビックカメラの合計利回りは年間4.01%ということになります。
買い物券などの金券やいくら相当の商品と金額が分かる場合は、合計利回りを出すことができます。
配当利回りは証券会社の優待検索に出ていますが、合計利回りは出ていないことが多いので、自分で計算したり、マネー雑誌を参考にする必要があります。
優待利回りは当サイトで出しているほか、SBIネオトレード証券の優待検索にも掲載されています。
優待利回りまで出している証券会社は珍しいので、利回りが気になる方におすすめです。
また、格安クラスの手数料体系もポイントです。
[まとめ]
利回りが高いと投資した資金の回収が早くなりますし、株価が下がりにくい傾向がある優待投資は初心者も挑戦しやすいかと思います。
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